第一子出産後、不育症となり、4回連続の初期流産。現在、第一子出産後、5回目の妊娠中であるサイト運営者のララです。
私は原因不明の不育症です。4回目の流産にあたる妊娠の時には、明確な原因はないにせよ予防策として、ヘパリン注射と低容量アスピリン摂取をしていましたが、最初から育ちの悪い胎嚢は、心拍を確認することもなく妊娠7週で稽留流産が確定。妊娠8週目にあたる頃に、自然に胎嚢が排出され、自然流産となりました。
前回は自然妊娠でしたが、今回の妊娠は体外受精です。海外在住者ですが、今回の体外受精は、第一子を出産した時(日本で体外受精)に保存しておいた凍結胚を用いての体外受精です。
原因不明の不育症かつ、一般的な不育症の治療であるヘパリン注射と低容量アスピリン摂取でも妊娠継続できなかった前回の流産から、私にできることは体質改善ぐらい。
なんとなく妊活デトックスをやってみたり、食事を妊活食に変えてみたりするもの、そもそも、最後の流産から自然妊娠をしないので、成果が見えないだけに、体調改善の努力も続かず、、、。
妊娠しないことには始まらないということで、今回、夏に2ヶ月の日本帰省中での体外受精を予定したのですが、今回、海外では入手が難しい漢方薬の摂取を、帰省前から計画していました。
実際には、体外受精の移植日の約2週間前から漢方薬の摂取を開始。現在も継続して摂取しています。
その漢方薬のおかげか!?最近の検診は、妊娠8週6日でしたが、成長の遅れなども見られず、現状では無事に育っています。
漢方薬を処方してもらうには、いろいろな経路があると思いますが、不育症である私の体験談の1つをお話ししたいと思います。
実際に漢方薬を処方するまでに必要となった診察数や、診察料。そして、薬局での薬購入費用についてもお話しします。
保険適応の漢方薬希望
そもそも、私は保険適応の漢方薬を希望していました。
ちまたには、たくさんの漢方専門薬局があります。その人の体質や悩みなどをじっくりカンセリングして処方される煎じるタイプの漢方薬を出してくれるのが、漢方専門薬局だと思っています。
漢方に通じた経験豊かな漢方師が処方してもらう漢方薬は、保険適応でないため、高めにつきます。ただし、顆粒状でなく、しっかり煎じるタイプの漢方薬の薬効は高いとされています。しかも、個人の体質に合ったカスタムメードの処方です。
値段以外の点を除けば、明らかにこちらの漢方専門薬局の処方する漢方薬の方が効き目が高そうです。
でも、やはり継続するには、高いのです、、、、。
不妊症などを目的とした漢方処方の場合、その相場は月に1.5万円から2万円ぐらいとも言われます。
一方、実際にいくら費用がかかるとは別として、一般的な病院やクリニックから処方される、保険適応の顆粒状の漢方薬は、保険が適応されるだけに割安だろうというのが私の考えでした。
先述の通り、私は海外在住者です。しかし、この2ヶ月の体外受精目的の帰国に合わせ、一時的に住民票を日本に戻しました。つまり、保険証があるので、病院に通うのも、薬を処方してもらうのも、保険適応が可能ということになります。
このまたとない機会を最大限に利用したいというのも、金銭的な理由以外に、保険適応の漢方薬を希望した理由です。
保険適応の漢方薬処方が可能なクリニック探し
今回、体外受精でお世話になる妊活クリニックには、最初の体外受精から、つまり5年ほどお世話になっていますが、漢方薬について話が出たことはありません。
外部で薬を出してもらうようの処方箋をもらったことはなく、必要な薬は全て院内での購入経験しかありません。確認はしませんでしたが、おそらく漢方薬の処方箋の発行はなさそうです。
結局、家の近くからクリニック探しを始めました。
妊活クリニックによっては、漢方薬を取り入れているクリニックもあるようなので、最初は漢方薬を取り入れている妊活クリニックを検索しましたが、あいにく、近所にはありませんでした。
近所に、内科ではありますが、漢方薬の処方を行っていて、更にネットでの評価が高い病院があったので、そこに白羽の矢をたてました。
その内科は、心療内科も兼ねていて、女医さん1人の小さなクリニックの様子。心療内科のエリアで、漢方薬を用いることが多いのか、心療内科に対するレビューがとても高かったです。
漢方薬を処方している先生であるものの、不妊や不育症エリアに対する漢方薬処方を目的としている診察をしているかは不明でした。そこで、電話で問い合わせをしてみました。
最初は受付の方が電話に出ましたが、先生に代わってもらい、私が原因不明の不育症であり、体外受精を予定しているので、体調準備として漢方薬の処方を希望している点を伝えました。
心療内科や漢方内科については、どうも全予約制のようで、最短の予約可能日時を案内してくれたのですが、提案された日は、はるか先の予定でした。
私は海外在住者で一時帰国中であることと、体外受精の移植日はほぼ確定している旨を伝えました。「助けになりたいな〜」と先生が言ってくださり、予定を捻じ曲げたのか、割と直近の日程を提案してくれました。
ただ、私にどうしても外せない予定があったため、それでは普通の内科診断の時間内に来院してくださいということに。
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初来院>漢方薬を処方
それから数日以内に、そのクリニックを訪れました。私が着いた時には、すでに10名ほどの方が待っている状態。人気あるクリニックなんですね。
待合の時間に、病院の本棚の本を読んでいましたが、食事からの精神健康についての本などが多かったと思います。やはり、心療内科で定評がある先生だからでしょうか、そのエリアに近い本が多いような気がしました。
1時間ちょっとで診察に。50代後半頃に見える女医さんは、本当に感じが良く、とても親身に相談に乗ってくださる先生でした!
妊活、不育症のエリアについては、ご自身としての診察経験は少ないようですが、事前に事例などを調べていたようで、その日は「当帰芍薬散」と「補中益気湯」を1週間分(1日3回)処方されました。
また、血液検査の結果がみたいということで、次回の検診の時、直近の血液検査を持参するアポを。
来院2回目>血液検査
一緒に来日していない夫に、血液検査結果を写真で送ってもらいました。この検査は、不育症の検査の一部として行ったものです。
2回目の診察で血液検査を見せたところ、先生としては、もう少し知りたいエリアがあったようです。
「一部私費になりますが、この辺りの検査もしてみませんか?」と提案され、漢方専門薬局でお金を出ししぶった私ですが、この時は先生を信頼する気持ちも高まっていたので「妊娠して継続するのが目的なので、その可能性が高くなる検査なら、もちろんやります」と言い切ったのでした。
具体的に検査に加わった項目は、主に胃に関するエリアだったと思います。
摂取する漢方薬を変更
この時、「当帰芍薬散」を摂取していたのですが、先生がリサーチを続けると「不育症には柴苓湯(サイレイトウ)が有効」とあったらしく、次の漢方薬は柴苓湯(サイレイトウ)に変更となりました。
実は、私なりに検索魔だったので、不育症と漢方についての資料などネットで読んでいたのですが、私の理解も不育症には柴苓湯(サイレイトウ)でした。正直、柴苓湯(サイレイトウ)に変更されて安心しました。
不育症に「当帰芍薬散」を使われる医師もいるようですが、「当帰芍薬散」はどちらかというと不妊症の方に多く使われるようです。また、流産予防にということで処方されることもあるようです。
今回は2週間分の漢方薬を処方してもらいました。
柴苓湯(サイレイトウ)の効果
不育症における流産の原因は、自己抗体の関与が強く示唆されていて、治療としては, 免疫抑制を目的としたステロイド剤があります。柴苓湯(サイレイトウ)には、ステロイドに似た役割をするだけではなく、妊娠中の摂取でも胎児に害を与えないとされています。
参考文献

柴苓湯の効果について期待が高まる医師による臨床レポートです。
「補中益気湯」の効果
こちらの漢方薬は、妊活や不育症に直接関係する漢方薬ではなく、「気」を増す、つまり元気にする漢方薬です。
私の息子が赤ちゃんの時に、お尻の穴近くに膿がたまる症状で小児外科にお世話になったのですが、膿を抑える漢方薬と、今回と同じ「補中益気湯」の漢方薬2つを処方してもらったのを覚えています。症状を抑えるための漢方薬と一緒に、補足的に出される漢方薬なのかもしれませんね。
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来院3回目>血液検査結果
血液検査の結果を聞きに、クリニックへ。
ネガティブな結果は以下の通りです。
- 胃が弱い
- ピロリ菌がいる
- 亜鉛が不足気味
医師からのアドバイスとしては「カゼインフリー、グルテンフリー」を試してみたらとのことでした。
漢方薬は柴苓湯(サイレイトウ)を1ヶ月分、処方してもらいました。
胃が弱い
胃がんなどの病気リスクが高くなるとのこと。
胃が弱いと自覚したことがないのですが、言われてみると、最近、油っぽい食事をした訳ではなくても、胃が重いと感じることがあります。歳のせいかと、あまり気にしていませんでした。
後記する、グルテンフリーについても、この胃が弱いはつながると思います。
ピロリ菌
ピロリ菌は、胃が弱いというのに繋がってきます。緊急性はないものの、できる時に除去した方が良い。
ピロリ菌除去は、約1週間の抗生物質摂取が必要。除去方法は簡単だけれど、妊娠中にはできないとのこと。
適正な時期を見て、ピロリ菌は退治しておこう思います。
亜鉛とマグネシウムが不足気味
私は妊活マルチサプリを1年半以上摂取しています。その成分の1つに亜鉛があり、摂取量はクリアーしているはずなのですが、、、。
亜鉛は外的ストレス(タバコやお酒など)と内的ストレス(精神的なストレス)によって減少するようです。
タバコはやっていませんし、妊活中の今はお酒も控えめ。たまに、ちょっと飲むぐらいです。大きな精神的なストレスも見当たらず、何か栄養素吸収を阻む何かがあるのかと思いました。
下記の通り、カゼインフリーを実施すると、簡単に乳製品からのカルシウム摂取が難しくなるので、カルシウムを追加。その時、マグネシウムも含んでいるビタミン剤を選びました。
先生に相談したところ、妊娠希望の場合はマグネシウムは200mg以下で抑えたいとのこと。妊活サプリに50mg配合されていて、カルシウムサプリの1日の摂取量が150mg。合わせて、先生に言われた200mgとなりました。
私がアマゾンで選んだサプリは「小林製薬の栄養補助食品 カルシウムMg お徳用 約60日分 240粒」です。日本から、スペインに帰国したように4パック買いだめしました。
先生からは、マグネシウムを大量に含む「エプソムソルト」なども勧められました。私は「エプソムソルト」なる存在を知らなかったのですが、こんなトレンドがあったのですね。入浴剤として、肌からマグネシウム摂取できるそうです。
シークリスタルス 国産 エプソムソルト (硫酸マグネシウム) 入浴剤 2.2㎏約14回分 浴用化粧品 計量スプーン付 無香料
カゼインフリーとグルテンフリーについて
今回、医師から勧められたグルテンフリーとカゼインフリーですが、できることは何でもということで、私もできる限り取り入れてみることにしました。
牛からの乳に含まれる成分がカゼインです。グルテンは、ご存知の通り、小麦粉や大麦などの麦系穀物に含まれる成分です。
どちらも遅延性のアレルゲンとされ、胃にダメージを与えます。胃がダメージを受けると、摂取した栄養素がうまく吸収されなかったり、消化不良で胃痛などを起こします。
グルテンフリーが有名となったのは、テニスのジョコビッチ選手がグルテンフリーを実践し、世界第一位テニスの王者となったことです。彼自身、グルテンフリーについての自称伝「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を出版し、さらにグルテンフリーがダイエットのトレンドともなりました。
私自身、この本を、漢方薬を処方してもらったクリニックの本棚で見つけて読みました。
ジョコビッチは、グルテンフリー前にも、強い選手であるのですが、ここぞという試合の時に、理由のわからない体調不良と精神不良で、集中力と体力がボロボロになった経験を何度も経験します。
完全グルテンフリーを2週間試したところ、体調はすこぶる良く、精神的にもエネルギーで満ち溢れ、テニスの世界王者一位に輝くのでした。
私は、グルテンアレルギー?
グルテンアレルギーは、病院で検査できるようですが、検査は保険外で高く付くようです。
そこで、ジョコビッチのように2週間完全グルテンフリーを試してみて、体調に大きく変化があった場合は、グルテンアレルギーを疑ったほうが良いとも言います。
私の場合、昔から炭水化物を大量摂取した後に、疲れや胃もたれを起こしやすいと自覚していました。これは、もしかしたら、炭水化物ではなくグルテンではと疑い始めました。炭水化物の場合、ご飯は含まれますが、ご飯はグルテンフリー食材です。炭水化物とひとまとめで見ていましたが、よく食事内容を精査した場合、私が体調不良を起こすのはパスタなどを摂取した後だったのかもしれません。
ヨーロッパでは山羊乳がカゼインフリーの味方
カゼインについては、少量の摂取では変化を感じないものの、チーズなどを大量摂取した時には、腰あたりが重くなり、胃痛を感じます。牛乳やヨーグルトでは感じませんが、チーズでは影響を感じます。
医師の指導があった現在、日常的に摂取していた牛乳とヨーグルトは摂取していません。ただし、私以外が作った料理に、ホワイトソースなど牛乳が材料となっている場合は、気にせずに食べています。
ヨーグルトをどうしても食べたい時は、乳にカゼインを含まない山羊乳ヨーグルトを食べています。日本では入手が難しいと思いますが、スペインでは一般的なスーパーでも手軽に購入可能です。また、チーズが食べたいなら山羊のチーズも多いので、チーズを食べることはできます。
ただし、妊娠のNG素材で見たとき、殺菌されていない生チーズ(プロセスチーズ以外)は、菌に感染する可能性があるのでNGです。
ヨーロッパに住んでいる限り、カゼインフリーは以外に楽なのですが、プラス妊婦という条件がつくと、ちょっと難しいですね。
私のカゼインフリーとグルテンフリー
自分の料理はコントロールしやすいのですが、人が出してくれたものは、基本的に美味しく頂いています。
また、カゼインはそうでもないのですが、無性にグルテン系の麺類や、クッキーやクロワッサンなどのパンを食べたくなる時があります。ストレスも有害ということで、たまにグルテンフリーを解禁しています。
食べた後に満足感を感じるものの、「妊娠継続に影響したらどうしよう」と食べたそばから不安になる時も。
体調的には、カゼインを摂取した時には不調を感じませんが、大量のグルテン麺類を食べた後、おならがくさくなったり、胃が重くなったりします。やっぱり、ジョコビッチほどでなくても、軽いグルテンアレルギーがあるのかもしれませんね。
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来院4回目>3ヶ月分の漢方薬を処方してもらう
今回の来院は、体外受精後。さらには、妊娠判定後。先生に、嬉しい報告ができました。
ただ、私の場合は、妊娠がゴールでなく、継続そして出産です。まだまだ気が抜けず、それだけに漢方の力を頼りたいところ。
日本滞在中の漢方薬はありましたが、スペイン帰国に備えて、一回に処方できる最大量の3ヶ月分の処方箋を処方してもらいました。
漢方薬切れしたら、どうする??
スペイン帰国から約1ヶ月経過しましたが、現在も漢方薬を摂取し続けています。ただ、1ヶ月後には在庫が切れてしまいます。
どうも、スペインにも漢方を処方している専門店があるようです。もちろん、日本のツムラのような顆粒はなく、いわゆる煎じるタイプだと思います。
また「柴苓湯」と同じ成分の漢方薬を処方してもらえるかも不明で、可能性としては低いでしょう。
全く同じでなくても、不育症に効く成分の何か?を処方してもらえたら良いなと願っています。2週間後頃に、具体的に動き始める予定です。
気になるお会計
初診
1,050円
- 初診料
- 処方箋料
「当帰芍薬散」「補中益気湯」(7日分)1,050円
2回目検診 血液検査
7,220円
- 再診料
- 内ABC検査なるものは私費3000円
- 採血
- 結果に対するカウンセリングも、今回お会計に含まれていた
- 処方箋料
漢方薬「柴苓湯」「補中益気湯」(14日分)2,990円
気づき
この時、漢方薬費用は、前回が7日分で1050円だったので、単純に14日(2倍)で2100円を予測したら、約3000円でびっくりした。
「柴苓湯」は、「当帰芍薬散」の約2倍の値段がするらしい。この時はクラシエの「柴苓湯」だったが、在庫取り寄せで後から郵送。
3回目検診 血液検査結果
590円
- 再診料
- 処方箋料
漢方薬「柴苓湯」「補中益気湯」(30日分)5,990円
気づき
前回、後から郵送だったので、送料を薬局に乗せられた金額だったかと疑い、クラシエではなく、当日在庫があるツムラを希望する。薬局から医師に、ツムラでも良いか電話確認後、ツムラで「柴苓湯」を出してもらう。
しかし、お会計金額は大きく変わらなかったので、やはりこれが製薬会社に限らない「柴苓湯」のお値段。
個人的には、クラシエの方が細めのスティックだったので、飲みやすくて良かった。
4回目検診 3ヶ月分の漢方薬
1,460円
- 再診料
- 医学管理料(ビタミンへのアドバイスを聞いたから??)
- 処方箋料
漢方薬「柴苓湯」「補中益気湯」(90日分)16,630円
気づき
前回、1ヶ月分の処方で約6000円だったので、3ヶ月で18000円を心準備していたが、調剤基本料などは、薬の処方量に限らず一定金額なので、思ったより安く済んだ。
薬は多めにもらう方が、割安になる。
合計
診察料(4回、血液検査含む)10,320円
漢方薬費用(4回に渡り、4ヶ月3週間分)26,660円
合計 36,980円
気づき
保険対象外の漢方薬局の場合、不妊や不育症での漢方薬は、1ヶ月で1万5千円から2万円ぐらいするらしい。
顆粒と煎じ薬のどちらが効果的かという議論は別として、金銭的な面だけでみると、通院料を含めても、保険対象の漢方薬の方が安くつく。
最初の1ヶ月ほどは、漢方薬が体調に合うかどうかの期間もあるので、多くは処方してもらえず、短期間での再診も必要。
ただ、一度、波に乗って、数ヶ月分の漢方薬を処方してもらえるのなら、私の通ったクリニックの場合は、3ヶ月分の漢方薬と1回の再診で、合計約1万8千円。つまりは、1ヶ月あたり約6千円となる。
漢方薬の飲み心地(飲みやすさ)
苦さの中に甘さがあるような味です。
柴苓湯、当帰芍薬、散補中益気湯も、味や見た目(乾燥した土色)に大きな差は感じませんでした。
水をたくさん口に含み、飲みますが、どうしても口に少し味が残ることがあります。それでも、あまり気になりはしませんでした。
ただ、妊娠が進み、妊娠6週頃からつわりが始まると、この漢方薬を飲むのがとても辛くなりました。まずは、考えるだけで飲むのが憂鬱。飲んだ後、口に残った味や、呑みくだす時に「おえっ」となることが多くなります。
現在妊娠9週ですが、妊娠6週〜7週がつわりのピークで、8週以降は落ち着いています。なので、たまに「おえっ」となることはありますが、問題なく飲めています。
今日は、飲むのがきついなと思う時は、飲んだ後にすぐに口直しのフルーツや、ヨーグルトなどを用意しています。口直しを口にすると、すっと戻ります。
まとめ
以上、私の漢方薬処方体験談でした。
これから、妊活や不育症の治療として漢方薬を考えている方の参考になれば幸いです。
初検診に行く場合、直近の血液検査結果を持参すると、もっと診察がスムーズになるかもしれませんね。また、不育症の方は最初から「柴苓湯」希望と伝えるのも良いかもしれません。
今まで、不育症に関する血液検査は、スペインで2度してきましたが、特にきにするような検査結果はなく「原因不明の不育症」の壁が立ちはだかり、なすすべなくいました。
今回、直接、不育症の原因でないにしろ、私に不足しているビタミンがわかり、また胃が弱いと初めて自覚し、グルテンフリーとカゼインフリーを試すきっかけになることができて良かったです。そういった意味で、良い先生に出会えたと思っています。
不育症自体は、アレルギーと同じく、赤ちゃんを異物とみなして、排除しようとしているような症状に近いのではないでしょうか?
グルテンフリーとカゼインフリーが、不育症にどう好転反応をみせるかは未知ですが、少しでも効果があることを期待しています。体内でアレルギー反応を起こす要因を少しでも減らしたいと考えています。
tないよりも、何もしていないよりも、不育症に対して、対策をとっているだけで気分的に安心します。
次の妊娠検診は、妊娠10週6日です。この時の検診でも、赤ちゃんが無事に成長していますように。ここを越えられたら、第一子の妊娠以来の初快挙です。過去4回の妊娠は、いづれも10週前でダメになっているので。
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