3回の流産、そして不育症で4回目の流産をしそうな今、普段考えないような事を、いろいろと考えてしまいます。
- 健康な赤ちゃんを問題なく妊娠・出産する人もいるのに、なぜ私だけ3回も流産するの?
- この流産から、神様は私に何を学ばそうとしているの?
- 1回だけではなく、なぜ3回も、この苦しみを味あわなければいけないの?
- これ以上、苦しませないで!苦しみを知るには3回の流産では十分でないの?
- この苦しみの後には、赤ちゃんを産む未来は待っているの?
出産に関するスピリチャルと言えば、一番有名なのが 産婦人科医である「池川明」先生。
産婦人科医として、実際の医療の現場にて、生まれる前からの記憶「胎内記憶」や、誕生した際の記憶を持つ「誕生記憶」を持つ子供達に遭遇することがあると言います。
池川明先生は「胎内記憶」の第一人者であり、「赤ちゃんは、お母さんを選んでやってきた」という持論を持っています。
それは、無事に出産した赤ちゃんだけではなく、最初から流産や死産と言う運命を持っている赤ちゃんたちも、短い人生を知っていても、それでも、お母さんを選んでやって来ます。
その池川明先生が説く「流産や死産のスピリチャル的な意味」をまとめ、考えてみました。
あの世に還ろうとする赤ちゃんもいる
池上明先生の著書の中で「あの世に還ろうとする赤ちゃんもいる」と言うお話があります。まずは、その一節を紹介します。
「驚くべき話ですが、退行催眠では、お腹の中にいるときあの世に還ろうとしたことを思い出す人もいます。
たとえば、へその緒を自分の首に巻いたり、へその緒を握ってその血流を自分でコントロールしたりしたというもので、実際、医学的にも赤ちゃんにはそれができることが証明されています。
私はある方から、流産した赤ちゃんを意味するのでは、という胎内記憶について聞きました。
それは、雲の上から仲良しの三人で降りてくるという記憶です。三人はしばらく一緒に降りてきて、ある地点で一人が、「じゃあね」と別の方向に進んでいき、もう一人がその後、「疲れちゃったから帰る。でも、また後で、同じお母さんのところへ行くんだ。」と言って、雲の上に戻っていくというものです。
その方は、「いま思うと、その子は流産したのだと思います。」と語ってくれました。
その子がなぜ雲の上に帰っていったのかはわかりませんが、赤ちゃんによっては明らかに下見旅行としての妊娠もあるようです」
「レインボーベイビー」って聞いたっことありませんか?流産や死産の後に生まれてくる赤ちゃんのことです。
このレインボーベイビーは、もしかしたら同じ魂を持つ赤ちゃんが、戻ってきてくれたのかもしれませんね。
赤ちゃんにとっては下見が必要だったとしても、お母さんにとっては流産や死産は、とても辛い出来事ですよね。でも、その苦しむ過程も、お母さんの魂の成長には必要だったのではないでしょうか。
魂の成長で片付けると綺麗ですが、私の本心は、「回流産しましたが、私の魂の成長は十分でないのか!!!」「これ以上、どんな成長が必要なの?」と神様に訴えたいのが本音です。
流産や死産はメッセージ
赤ちゃんの流産や死産には、大切なメッセージがあると言います。
池川明先生の著書「ママ、生まれる前から大好きだよ!―胎内記憶といのちの不思議」からの、流産や死産に関する言葉です。
「亡くなって生まれる赤ちゃんは、そのいのちの重みをかけて、お母さんに何かを伝えようとしています。<中略>無事に生まれてくるいのちも、空へ還るいのちも、その重みは同じだからです。」
赤ちゃんが伝えようとしていることは「お母さんやお父さんの役に立ちたい」「お母さんやお父さんに成長して欲しい」など、いろいろです。次の2点が大切と言います。
まずは「流産や死産といった現象がメッセージであると、まず受け取ること」
その次に「どういうメッセージを伝えようとしているのか、意味を読み解いていくこと」
私は、いろいろとメッセージについて考えているのですが、未だに明確な答えが出てきません。このメッセージをしっかり受け取れたら、次は元気な赤ちゃんが来てくれるのかなぁ?
意味のない命など、一つもない
「意味のない、命など、一つもない」
赤ちゃんの人生が、数時間、数日、数週間であったとしても、お母さんのところにやって来た赤ちゃんには、使命があると言います。
6歳・男の子
「子どもたちは雲の上で、ずっと列みたいに並んでいる。遊んではいないけれど、ふつうに歩いていたりする。病気の子で生まれるか、元気な子で生まれるかっていうのを、絶対に決めなくちゃ、生まれられないから。元気で生まれるか病気で生まれるかを決めるのは、自分。自分でお母さんを決めて、元気な子で生まれるって決めたら元気な子に生まれるし、病気の子に生まれるってなったら、病気で生まれる。」
赤ちゃんが自分で決めた選択。それは、赤ちゃん自身の使命だったり、お母さんとお父さんの魂の成長のためだったり。
雲の上では、子ども同士で「あのお母さんがかわいい」「あのお母さんがきれいだ」などと話しながら、自分たちのお母さんを世界中の国から選んでいるらしいのです。中でも一番多い決定基準が「やさしそうだから」というのです。
初期流産などで、人間の形にもなっていない赤ちゃんにも立派な魂があり、お母さんのお腹で過ごした時間があります。
最初から短い命と知っていても、それでも、お母さんの近くに居たかったから、神様にしてお母さんのお腹に宿ったのです。
基本的には、赤ちゃんがお母さんを選ぶようですが、お母さんを選べないと「あそこに子供を欲しがっている人がいるよ」と神様が選んでくれることもあるようです。
赤ちゃんがお母さんを選んだ後、最終的に神様のところに行き、許可をもらってからお母さんのところに行くのが基本プロセスのようです。
流産や死産では、赤ちゃんと共に過ごす時間はとても短く、ましてや生きた赤ちゃんに出会う前に、赤ちゃんはお空に帰ってしまいます。
それでも、このお腹に宿ってくれたのは、お空から見ていた赤ちゃんが、選んでくれたのですね。そう思うと、お空に帰った赤ちゃんに感謝の気持ちが沸き、心が少し温かくなりませんか?
赤ちゃんの使命
赤ちゃんが、どんな理由であの世に引き返すか、理由は様々です。中には、他の赤ちゃんのお手伝いをするために、あの世に還る必要がある赤ちゃんもいるようです。
流産した魂も、ちゃんと役目があるようです。そういえば、仕事(これから産まれる赤ちゃんのお世話など)があるからと、忙しそうに雲の上に戻った赤ちゃんの話をしてくれた人もいました。
7歳の女の子から聞いた話です。お母さんは、女の子が生まれる前に、2度流産しています。その子は「お腹の中で2人のお兄ちゃんがしっかり自分を支えてくれたから、無事生まれて来られた」と語るのです。
赤ちゃんは、次の赤ちゃんが生まれるのを助けることが、赤ちゃんの使命だったのかもしれませんね。
次に妊娠した時には、お腹の赤ちゃんをしっかり支えて欲しいものです。
胎内記憶
私の池川明先生著書との出会いは、第一子妊娠の時です。
姉から出産や赤ちゃん育児系のおさがりの本の1つに、池川明先生の本が混じっていました。確か「ママのおなかをえらんできたよ。」だったと思います。
池川明先生は、本当に数が多いです。各著書ごとに、少しづつテーマはありますが、大きな意味では全て同じ本です。
実際の医療の現場で得た子供の胎内記憶に対する実際の言葉を紹介しながら、赤ちゃんが生まれる前の世界を説明した著書が、共通点です。
妊娠するまでの世界や、生まれた時の体験を語る子供達の言葉は、ポエムのようであり、とても不思議な感じがします。
表現は少し違うものの、みんなに共通点があるようにも思えます。
12歳・女の子
「神さまに、生まれてもいいですよっていわれると、羽をつけてもらって、空を飛んでいくの。すると、扉がある。まわりは透明な壁になっていて、そこは通り抜けられないので、扉を開けて行く。それからお母さんを探して、おなかの中に入るの。天使がついてきてくれるから、一緒におなかに入ったら、羽をとってもらうの」
6歳・男の子
「空を飛んで世界中を探して、いちばんママがよかったの。さみしそうだったし、ぼくが来たらさみしくないかな、と思ったから。ぼくが生まれたら、ママは喜んでくれたよ。
ほかにも、ひとりかふたり、「ママにしようかな」と思った人がいたよ。
でも、その人にはもう子どもがいたので、れいやくん(弟)と相談して、やめたの。
ママがお花見をしていたとき、羽のある小さな蜂になって、飛び込みながらみんなを見ていて、ママの口に入ったんだよ。」
赤ちゃんの世界は、とても美しい場所のようですね。
私の流産した赤ちゃんも、そこにいるのかな?
次に産まれる赤ちゃんのお世話をし、私の所に届けてくれるのかな?
もしくは、同じ魂の赤ちゃんが「そろそろ」とやって来てくれるのかな?
お空に還った赤ちゃんからのメッセージ
最後に紹介したい言葉は、亡くなった子どもからのメッセージとのことです。
「ママ、もう悲しまないで。みんなに元気に「ありがとう」って言われる方が、ぼくの力になるんだよ。
ぼくはもう生まれたんだよ。次の赤ちゃんは、もう少し待っててね。必ずぼくが連れてくるよ。
そのときは、ぼくも一緒に来るからね。ぼくね、お墓に入っても関係ないよ。いつもみんなを見ているよ。空に戻っただけだから、泣かないでね。」
どのように、メッセージを受け取ったかは不明ですが、お空に還った全ての赤ちゃんが、お母さんとお父さんに伝えたいメッセージは同じではないでしょうか。
流産や死産を経験していると、次の妊娠が不安になりますが、お空に還った赤ちゃんが、お空から見守ってくれていることを信じてみましょう。これから、また始める妊活が、暖かい気持ちで続けられそうです。
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