海外製、ペラペラの早期妊娠検査薬の魅力は、購入費用の安さであり、その為、1回の周期で、数日間連続で検査ができる点です。
ただ、私は、初めて使用した場合、そのペラペラ検査紙の頼りなさに「正確に結果が出ているのか」「これは蒸発線なのか」と不安になりました。
初めて、海外製の早期妊娠検査薬を使用した方や、検査結果に不安な方に、以下の3つの検査結果を写真画像付きで解説します。
陰性(妊娠していない)
薄い陽性(一応、妊娠)
濃い陽性(確実に妊娠)
今回使用した、早期妊娠検査薬
様々なブランドの早期妊娠検査薬がありますが、私が使用したのは「One Step」という検査薬で、尿中のhCG値が10ml以上で反応するタイプです。
日本では、25mlを早期妊娠検査薬としているようですが、スペインでは、これが検査薬の一般的な標準値です。
スペインの場合「早期検査」とされるのは、10ml以上のタイプのようです。5mlから反応するタイプも販売しています。
「One Step」は、ドイツメーカーですが、製造は中国で行っているようです。スペインのアマゾンで、10本入り5.5ユーロで購入しました。送料込みの値段です。
海外製・早期妊娠検査薬【陰性】
これが、陰性、つまりは妊娠していなかった時の検査結果です。2日後に生理がきました。
私が、初めて、このタイプの妊娠検査薬を使用した時は、陽性(妊娠)だったので、陰性の場合の、検査結果の見え方を実体験として知りませんでした。
その為、最初の検査結果の時に出た、薄い陽性の線(次の章で紹介します)が「蒸発線なのか、陽性なのか」とても迷いました。
今回、初めて、陰性の検査結果が出てみると、ハッキリとその違いがわかりました。
陰性の場合は、蒸発線なのかなと思うような影もなく、本当に真っ白です。
海外製・早期妊娠検査薬【薄い陽性】
これは、前回の妊娠した時の検査結果です。
ただでさえ薄い線ですが、写真だと、更に薄くなってしまうのですが、うっすらとピンクの線が出ているのが、わかりますか?
結局、この時の妊娠は、流産してしまいました。
そのせいなのか、hCG10mlで反応する早期妊娠検査薬なのに、生理当日でも劇薄です。
通常、hCG25mlタイプは、生理予定日から使用できるので、hCG10mlタイプなら、その数日前からでも、しっかり陽性の濃い線が出ることを期待したのですが、、、。
しかし、生理予定日翌日に行った血液中のhCG値は、低いどころか平均的な値でした。この件については「海外早期妊娠検査薬で薄い陽性。血液検査での妊娠判定とのギャップ(写真あり)」のブログにて書いています。
私の場合は、流産してしまったので、この妊娠検査薬「One Step」に対するレビューが難しいところがあるのですが、hCGに反応はするものの、10mlという数字に対する精度は少し怪しいところがあります。
私は不育症であり、4回目の流産です。この時は、初めて、ヘパリン注射とバイアスピリンを用いた不育症対策をした妊娠だっただけに「今回こそは!」と期待していたのに、本当に残念でした。
この4回目の妊娠から流産までは、ライブでブログで記録を残しているので、ご興味ある方は「4度目流産(リアル記録)」をご参照ください。
海外製・早期妊娠検査薬【陽性】
しっかり陽性の濃い線が出ることを期待して使用した、ペラペラ早期妊娠検査薬ですが、生理予定日の薄い線に、がっかり。
もともと、線の色が薄いのかと思い、生理予定日から1週間後に、同じ妊娠検査薬にて検査をしました。
すると、濃い陽性の線が出ました。
やっと、くっきりと濃い陽性の線が出ました。
これぐらいの濃い線を、生理予定日に期待していたのになあ、、、。
もちろん、この頃には、1週間前(生理予定日)よりも、尿中のhCG値が高くなっています。
ただ、同日に病院での血液や尿検査をしていないので、どれくらいの値になっているかは不明です。
まとめ
今回、私が使用したのは「One Step」の10ml タイプです。
流産してしまったので、hCG値には自信がないのですが、薄い陽性の線が出た日には、血中には十分なhCG値がありました。
なので、この妊娠検査薬は、10ml と表示はされているものの、実際に濃い陽性の線が出るまでには、時間がかかるのかもしれません。
今後も、まだ、検査薬の残りもあるので、同じ「One Step」を自宅での妊娠プレ検査として使用する予定です。
次回、妊娠した時には、前回の妊娠とどのように差が出るのか興味を持っています。引き続き、レポートします。
「統計データ」関連記事一覧
関連記事 Tender loving care (TLC、愛護的ケア)が流産回避率(妊娠継続率)を向上
関連記事 妊娠初期(8週まで)血中と尿中のhCG分泌量比較。妊娠継続率
関連記事 「年齢別の流産率」統計データ
コメント