40歳、崖っぷちでの妊活中のララです。
原因不明の不育症(4回流産)の私ですが、不育症の原因がわからないだけに「妊活・体質改善チャレンジ」と称して、今は妊娠しやすい、そして妊娠できる体作り、体質改善に真剣に取り組み始めました。
「妊活・体質改善チャレンジ」の第一歩として、「カラダを冷やさない」ことをミッションとしています。
さて、そもそも、なぜ「冷え」が妊活女性に悪影響を与えるのでしょうか?
私は、自分の身体を冷やすのは、良くないとわかっていても、実際にそれが妊娠・出産にどれほどの悪影響があるのか、認識できていません。
「冷えがもたらす、妊活への悪影響メカニズム」を、3分で読めるテキスト量で、解説していきます!
血流悪さが、卵巣と子宮にもたらす影響
体温が上がらないと、血管は縮み、血液の流れが滞ります。
つまり「冷え」は、体内の血流の悪化を呼びます。
命を守る臓器は、36.5℃〜37.5℃で活動するように、セットされています。
身体は冷えると、生命維持に大切な臓器を守ることを最優先し、血液を身体の中心に集めようとします。
逆に、優先順位が低い箇所には、血流が少なくなり、これによって「冷え」を感じるようになります。
生命維持のための優先順位が低い、手足が冷える(冷えを感じる)のは、このカラダのメカニズムによるものです。
妊娠に大切な役割を果たす子宮や卵巣は、生命維持に大切な臓器に比べ、優先順位が低くなっています。
従って、身体の冷えは、そのまま子宮や卵巣にも影響し、子宮や卵巣の血のめぐりが低下してしまいます。
「冷え」の卵巣への悪影響
卵巣の反応が悪くなる
卵の成長に影響
➡️排卵される卵子クオリティの低下
卵巣へ送られる血量が減少すると卵巣の反応が悪くなり、卵の成長にも影響を及ぼすことになります。
胎児の頃には500万個も用意される卵子ですが、生理の始まる頃には20~30万個になっています。
そして毎月の生理のたびに、数百個ずつ減少していきます。
毎月の排卵に備え、卵胞刺激ホルモン(FSH)の指令で数十個から数百個が目をさまし、卵子は成長をはじめます。
しかし、この中で排卵までこぎつけることができる卵子は、一番成長の早かった一個だけです。
残りの卵子は、自然に成長を止め、卵巣の中で吸収されます。
この卵子の成長が、冷えによって阻害され、唯一排卵される卵子のクオリティーが、妊娠するのに十分なレベルに達していない可能性があります。
卵子のクオリティが低いと、妊娠可能性は低くなってしまいます。
「冷え」の子宮への悪影響
子宮内膜の厚みが不十分になる
➡️着床しづらくなる
子宮に関しては「冷え」による悪影響が、もっと顕著に影響します。
受精卵が着床する子宮内膜の厚みは、子宮の血流に影響されます。
「冷え」によって血行が悪くなると、子宮内膜の成長が妨げられ、厚みが不十分になり、着床しづらくなります。
着床しなければ妊娠できないわけですから、「冷え」は妊活の大敵と言えるでしょう。
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「冷え」は妊活の大敵!
このように、「冷え」による血流不足がおこると、妊娠しづらい、妊娠が継続がしづらい、身体の状態になってしまいます。
本来は、元気な卵子を育てるために、たくさんの血液を集め、常にポカポカの状況であるべき子宮や卵巣に、その機能を維持するホルモンも届かなってしまうからです。
それゆえ、妊活に、冷えは大禁物なのです。
今すぐ始めれる、冷え防止対策「冷えとり」
頭では「冷え」が大敵であることはわかっていても、なかなか対策を取れていないということは、ありませんか?
すでに知っている、ちょっとした対策ですが、意外に「冷え対策」ができていないものです。
ここに簡単に、今すぐ始められる冷え対策を書き出します。以下をチェックし、改善できるところから、改善に取り組むことがおすすめです。
冷やさない工夫
- 冷たい飲み物を避ける
- 生野菜など、冷たい食事を避ける
- カフェイン、甘い食べ物、加工食品を避ける
- 薄着しない
- 靴下を履く
体温を上げる工夫
- 根菜・生姜など身体を温める食材を摂取する
- 3つの首(手、足、首)を温める
- 浴槽につかる
- ストレッチや運動
- 十分な睡眠⇨自律神経を整える
上記にあげた冷え対策、これと言って新しい対策では、ありませんよね。
でも、自分自身も含め、これが以外に出来ていないのですよ!
妊娠を目指すなら、意識的に冷え対策を始めてみてくださいね。
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「冷え対策」食材
上記に挙げた「冷え対策」ですが、冷やさない生活習慣だけではなく、摂取する食材や食事が大切なことがわかります。
次の章「身体を温める食材リスト 妊活 代謝アップ」では、「体温を上げる食材」「血流をよくする食材」を、すぐに読めるように、箇条書きで紹介しています。
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