二人目不育症。4回目の流産から3週間が経ちました。
流産・死産をされた方は、とても悲しく、辛い気持ちが続いていると思います。ましてや、流産・死産が複数回続いていたり、まだ希望の見えない妊活中だと、辛さが増します。
「人の妊娠・出産報告を喜べない」
妊活中、不育症治療中の方なら、誰もが味わう気持ちだと思います。私もその1人です。
たった今、こんなツイートをしてしまいました。
Facebookは、最低限しか見たくない。不育症の私は、妊娠報告、出産報告、順調な妊娠経過、赤ちゃんとの生活写真を見るのが辛い。嫉妬や羨ましがって出産できる訳でもないし、心に無理してお祝いしても出産できる訳ではない。嫉妬してしまうのが本当の気持ち。 #不育症 #流産 #妊活 #SNS疲れ
— ララ (@LaLa_KunKun) 2018年5月21日
4度目の流産後、私が考える「嫉妬する気持ちの取り扱い方」です。
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嫉妬する気持ちの取り扱い方
先ほどのツイートにも「嫉妬や羨ましがって出産できる訳でもないし、心に無理してお祝いしても出産できる訳ではない。嫉妬してしまうのが本当の気持ち。 」と書きました。
この嫉妬する気持ちを処理するのが、辛いです。
嫉妬して出産できるなら、いっぱい嫉妬しますが、そうではありません。
かと言って、やはり、心から出産や妊娠を喜ぶことができません。
嫉妬と同様に、祝福して出産できるなら、いっぱい祝福しますが、そうではありません。
「嫉妬の処理法」については、様々な妊活中・不育症のママ達が戦っていますが、心に無理して祝福しないでも、私は嫉妬して良いと思います。
嫉妬する心に、罪悪感を感じることが、またストレスになります。
嫉妬する心を認めてあげた方が、心が軽くなります。
今回の流産で、夫と流産後の気持ちについて、初めて、嫉妬などのネガティブな面も認め、しっかり話しました。これは、心を軽くしました。
ただし、やはりマナーとして、嫉妬を外に出すことは良くないと思います。形式だけでも、必要な時は祝福するフリは必要だと思います。
でも、あまり自分のネガティブな気持ちに、無理してカバーをかけないでも良いのかなと思い始めました。
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どうせ、神様は聞いてくれない
「他人を祝福してあげると、神様は、私の願いを聞いてくれやすくなる」
「他人を羨み、嫉妬すると、神様は、私の願いを聞いてくれない」
こんな風に思っていませんか?
私は、神様は、祝福や嫉妬に関わらず、結局は、神様の最初からのプランに従っているのではないかと思います。
不妊症や不育症の治療に行き詰まると、もう神頼みしかできませんが、神様には神様のプランがあって、それ通りに「赤ちゃんを授けたり、授けなかったり、授けても奪ったり」しているのではないでしょうか。
「無理して祝福しても、神様は聞いていない。」
「心のままに嫉妬しても、神様は聞いていない。」
だから、嫉妬しても良いのです。
嫉妬する心を隠した方が良い時があるのは確かだけれど、それ以外の場所で、無理しないで良いのです。
嫉妬する心はヘルシー
妊娠と出産に、祝福できない心に罪悪感を感じることはないのです。
だって、あんなに欲しい赤ちゃんが授かれないのです。
だって、あんなに守りたかった赤ちゃんの命が守れずに、流産してしまったのです。
妊娠や出産の報告に、素直に喜べないのは正常な心ですよね。
嫉妬する心こそ、ヘルシーな心だと思います。
嫉妬する心を無理して蓋して、心から祝福しているフリこそ、不健康だと思います。
嫉妬する心も、時が癒してくれることでしょう。
今の辛い時期は、嫉妬する心を認める。
それこそが、次の心のステップに進む道順だと思っています。
オアシスの歌が励ましてくれる
私は、4度の流産に、何度もスピリチャル的な意味を求めて考えてきました。
でも、結局は、答えが見つからないのです。
そんな時、私の気持ちを代弁してくれるようなイギリスの有名バンド「Oasis(オアシス)」の歌詞を見つけました。
「Falling Down」という曲名の歌詞の一節を紹介します
オアシスの歌詞翻訳は、乱暴な感じですが、私の気持ちも似たものがあります。
妊娠のたびに、今回の妊娠が継続するように、神頼みをしました。
でも、いくら呼びかけても、神様が、私の願いに答えてくれることはありません。
神様を悪く言う事に、嫉妬心と同じように罪悪感を感じるかもしれません。
でも、私の今の気持ちは、神様に愚痴を言いたい気分です。
神様という尊い存在があるのなら、その神様は、私の愚痴を包み込んでくれるだけの大きな心を持っているはず。
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最後に伝えたいこと
嫉妬や妬みは感じるし、人の出産・妊娠報告が素直に祝福できない。
でも、今は、愚痴を言わせて。
神様は聞いていないとわかっていても、妊娠の度に神頼みはすると思う。
そして、嫉妬や妬みの気持ちは、しばらく続くと思う。
でも、でも、それが、先が見えない、妊活を続けていくのに必要なのだから。
オアシスは、ここで紹介したFalling Down他にも、メランコリックなメロディーが、流産後の私の気持ちにマッチします。
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参考不育症。今回の妊娠の全記録を「4回目流産ブログ全一覧」でリスト化しています。結局、妊娠8週で自然流産。その後、排出された胎嚢の染色体検査を受けました。
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