「日本からスペインへ。おすすめ航空会社と特徴」では日本からのスペイン行きフライトの、おすすめ航空会社を案内しました。
搭乗する方の年齢、目的によって、利用したい航空券も違うと言うことで、ここでは、タイプ別のおすすめをまとめました。
最初にまとめから
詳しくは、次章以降に説明しますが、最初に要点だけをまとめました。
年配者
- ヘルシンキ経由
- 乗り換え時間バランスが良い
- 空港が小さく乗り換えしやすい
- JALかANA
- 日本語通じて安心
- 座席が広い
- フランクフルトもしくはミュンヘン経由
- 全体的な飛行時間が短め
- 空港自体のサービスが手厚い
子連れ
- 夜便があるパリ経由かドイツ経由
- 夜便で寝てくれるので、手がかからない
- JALかANA機体の便
- おむつ、子供用お菓子など豊富に揃えていて子供へのサービスが手厚い
- フランクフルトもしくはミュンヘン経由
- 有料だが、ファミリーサービス利用で乗り換えのお手伝いなどしてくれる(荷物が多い子連れや、一人で子連れの時に重宝)
時間の効率性を重視派
- エールフランス夜便
- 仕事帰りに搭乗出来て、翌朝に到着
値段を重視派
- 中東経由
- 機体が新しい
- ロシア経由
- 中東よりも割安気味
- 中東よりも、時間がかからない
バックパッカー
- アジア経由
- アジアとヨーロッパ両方を楽しめる
- ヨーロッパ旅行に必要なアイテムが、アジアで格安購入できる
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年配者は、JALかANA利用で安心旅を
- ヘルシンキ経由
- JALかANA機体の便
- フランクフルトもしくはミュンヘン経由
一番最高なのはJAL機体のヘルシンキ経由ですが、航空券が高額すぎる場合などは、空港が小さいスイス経由ANA機体が、おすすめです。
空港は大きいですが、乗り継ぎが良い便があるのが、ドイツ経由、オランダ経由、パリ経由です。それらのJALかANA機体の便を選ぶのが良いでしょう。
特にドイツ経由の場合は、ルフトハンザのガイドサービスを受けることが可能なので、乗り換えが心配な方には安心です。
イベリア航空の直行便も良さそうに思えますが、JALとコードシェアしていますが、JAL機体の便ではなく、全てイベリアの古い機体です。
実際にイベリア航空直行便ビジネスクラスを利用した両親ですが、ドイツ経由ANA機体エコノミークラスの方が快適だったようです。
子連れは、夜便で子供のグズリ対策!
- 夜便があるパリ経由かドイツ経由
- JALかANA機体の便
夜便があるパリ経由かドイツ経由がおすすめです。
特に、ドイツ経由は、小さなお子さん連れのファミリーをサポートするサービスがあるので、おすすめ度が高いです。荷物などを一緒に運んでくれるサービスです。
私の周りのスペイン在住ママでも、帰国の際に、このサービスを使ったことがある人は多くいます。
キメの細かいサービスのようで、大方、満足しているようです。→詳しくはルフトハンザHPをご参照ください。
日本の航空会社には、子供向けのお菓子や離乳食、ミルク、オムツの装備もあり、子供へのサービス環境が整っています。
乳児用のスプーンセットや、キューピーの離乳食を頂きました。
日本の航空会社と同じ備品を機体し、スイス航空利用の際に、あまりミルクを持参せずに搭乗してしまいました。
飛行機にミルクや離乳食の用意がなく、足りるのかとドキドキして過ごしたのを覚えています。
私の持論では「ドイツ経由、夜便、ANA機体、ルフトハンザのガイドサービス付き」が、子連れのスペイン行き、最強の組み合わせです。
時間の効率性を重視派は、深夜便利用で無駄なく!
- エールフランス羽田発深夜便
25時頃に出発するので、仕事後でも焦らずに飛行機に乗ることができます。
羽田空港には、シャワーステーションもあるので、そこで一風呂(シャワー)してからでも、良いですね。
値段重視は、機体が新しい中東経由!
- 中東経由
- ロシア経由
時間はかかりますが、機体が新しい中東経由がおすすめです。航空券も、西ヨーロッパに比べて、かなり割安です。
時間はかけずに、格安で旅したい場合は、ロシア経由がおすすめです。全体の飛行機登場時間合計は、西ヨーロッパ並であるにも関わらず、航空券は格安です。中東経由よりも、安いことが多いです。
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バックパッカーは、アジア経由で旅経験をリッチに!
- アジア経由
遠回りにはなりますが、ヨーロッパだけではなく、アジアにも滞在できるアジア経由がおすすめです。
また、アジアでヨーロッパ旅行に必要なアイテムを格安で揃えることも可能です。
私自身、学生時代に、2度のヨーロッパバックパッカー周遊旅をしましたが、出会った日本人バックパッカーにはアジア経由で、アジアも楽しんだ後にヨーロッパ入国と言う人も多かったです。
ヨーロッパは、アジアに比べて、はるかに物価が高いので、学生バックパッカーであった私は、食事はひもじかったのを覚えています。
アジア経由で、食の豪遊をしてきたバックパッカーが羨ましく感じました
。
今は、20年前よりも、少し、アジアでの食費物価も上がったようですが、昔は、タイ20バーツ(60円ぐらい)で、一皿、食べることができます。
年前にタイに行った時には、一皿50バーツぐらい(150円)でパッタイを食べましたが、それでも激安ですよね。
問題なのは、20年前は、アジア経由がヨーロッパ行き航空券では、一番格安クラスだったのですが、近年はそうでもありません。
ロシア経由、中東経由が割安になっています。
バックパッカーに利用者が多い「プライオリティパス」で無料飲食!
長期バックパッカーの場合、途中、ヨーロッパ内でも飛行機での移動をすることもあると思います。バックパッカーにおすすめ、そしてバックパッカーの利用者も多い「プライオリティ・パス」を次の章で説明しています。
空港でのラウンジが、無料、もしくはごく僅かな費用で利用でき、wifi、軽食、アルコールを含む飲み物が無料となるパスです。
シャワー室があるラウンジもあるので、思いバックパックを担ぎ、臭くなった体をリフレッシュできます!
私は、2日間連続、夜行バス移動などで、結構、臭い時がありました(笑)
次の移動に、お腹も体もリフレッシュできるのは、嬉しいですね。
長い乗換待ちは「プライオリティ・パス」がおすすめ
格安チケットは、乗り換え時間が4時間、5時間と長いことが多いです。特に、中東乗り換えスペイン行き航空券に良く見られます。
ビジネスクラス航空券を持っていなくても、ビジネスクラス利用ラウンジ並のサービスを持つ空港ラウンジを使用する方法があります。
それが「PriorityPass(プライオリティ・パス) 」です。
プライオリティ・パスは「搭乗クラスに関係なく、手頃な会費で最高級の空港ラウンジを利用で」をコンセプトにした会員制のクラブラウンジです。
長い乗り換え時間を有する航空券、乗り換え回数が多い、年間の旅行回数が多い方に、とてもおすすめのサービスです。
現在プライオリティ・パスのご利用できる国、都市、そしてラウンジの数は世界No.1です。
中東のドーハ空港及びドバイ国際空港はもちろん、スペインのバルセロナやマドリード空港内にも専用ラウンジを設置しています。
日本国内は、福岡国際空港、名古屋国際空港、関西国際空港、成田空港にラウンジがあります。羽田国際ターミナルにはないのが、残念です。
ラウンジ内では、以下のサービスが無料で利用できます
- 無料WIFI
- 充電設備
- シャワー室の完備
- ドリンク(アルコールを含む)
- 軽食
- 雑誌や新聞
プライオリティパスのレビュー
各国の空港ラウンジでは、ローカルフードなども揃えた、くつろぎの空間を提供しています
Twitterから、その生レビューをピックアップしました。
#プライオリティパス で関空第1ターミナル3Fの「ぼてじゅう」が1人3,400円分無料に。ぼてじゅうで3,400円って(笑)国内線も国際線も、出発も到着でも使えるってことで。今度行ってみます。https://t.co/5iYLpo2kun pic.twitter.com/ogTxieiFLl
— Aki Shikama / シカマアキ ✈ (@AkiShikama) 2018年2月9日
ようやくこのカードの出番がやってきました!!!#プライオリティパス !!!
これで搭乗前の待ち時間が有意義に使えそうです。
早く使いたいーーー!!!!! pic.twitter.com/zScc8L8F7T— シロクロ美容師ツトム (@tsutomu_clover) 2017年5月22日
デリー空港ターミナル1Dのプラザプレミアムラウンジで大好きなドーサを食べる気満々でいたら、ドーサはなく「moong dal chila」というメニューが。ムングダルとパニール(チーズ)で作られたこのクレープのようなもの。初めて食べたがあまりの美味しさにおかわりしてしまった😚#プライオリティパス pic.twitter.com/LZxp4yq9BA
— コピ🇮🇳 (@sabaneko01) 2018年6月4日
チェンマイ空港のラウンジ。ホットミールもデザートも美味しかった✨ドンムアン空港国内線ラウンジと同じ系列なのね。#プライオリティパス pic.twitter.com/BAt8RjtXLO
— コピ🇮🇳 (@sabaneko01) 2017年11月1日
マレーシアで一番美味しかった。食べ放題飲み放題無料ってやばいな。#プライオリティパス#ラウンジで1人だけ貧乏そうなんだけ辛い#クアラルンプール空港 pic.twitter.com/CH1krkvGFq
— 青木 晃一/ブル (@koichi_0221) 2017年6月21日
締めのデザート。#タイ#ドンムアン空港#プライオリティパス#コーラルラウンジ pic.twitter.com/POdTHYt0Rl
— taka (@go_go_taka) 2018年6月4日
プライオリティパスの費用
会員タイプは3つのタイプから選べます。私のおすすめは「スタンダード・プラス 」です。
6回以上利用をするなら「スタンダード」よりも割安となります。
現在、10%引きのキャンペーン中ですので、その場合なら5回以上の利用で「プラス」がお得になります。
行きと帰りの空港はもちろん、乗り換え時間が長い空港での利用も入れれば、1回の海外旅行で3回利用も可能です。
年に2回以上の海外旅行の予定がある方なら、「スタンダード・プラス」の検討余地が高いです。
また、同伴する家族がいる場合「スタンダード」会員として、利用価値は十分に高いと思います。
中東経由で航空券費用を浮かせた分、旅の同伴者と「スタンダード」プランを折半し、旅を豪華にしてみては、いかがでしょうか。
物価が高い国ほど、利用価値が高い
スイスや北欧は物価がとても高いので、物価が高い空港ほど、無料の軽食と飲み物の恩恵は強いです。
最近、スイスへ行きましたが、マクドナルドのコーヒーですら600円ほどします。
空港のコーヒーだと一杯、1000円近く。ちょっとした軽食と飲み物で、すぐに3000円ほどかかってしまいます。
スペインで言うと、バルでの飲み物は、西ヨーロッパの中では、かなり安いです。
最近、マドリードやバルセロナでは、観光客が多くなってきたので、値上がり傾向がありますが、1.5ユーロ〜3ユーロ(約200円から約360円)で、ビール一杯が飲めます。
田舎町なら、1.3ユーロ(約170円)ぐらいです。
ただし、スペイン空港内は、飲み物や食べ物が、割高傾向があります。
なので、スペイン空港内でも、プライオリティ・パスのラウンジ利用価値は、十分にあります。
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スペインのおすすめの旅先は?
食、文化、建築、景色、全てが楽しめるのがスペインです!
スペインは、年齢や性別を問わず、とてもおすすめの旅先です。
年配で足腰弱い方なら、食事などのグルメをメインとした旅。
お子さんがいらっしゃるなる海岸沿いで砂浜遊びができる旅。また、日本にはないようなデザインを販売している子供服屋さんも多いです。
美術や建築好きの方は、もちろんガウディ建築物や、ピカソやダリの作品を収める美術館も豊富です。
バックパッカーや価格重視派の方は、他の西ヨーロッパ諸国の中でも、食文化が豊かかつ、コスパがとても良いので、僅かなお金でも十分にバルグルメなどを楽しめます。
そして、他の西ヨーロッパに比べて、治安が良く、物価は安めなのが旅を楽にしてくれます。
北スペインがおすすめ
スペイン旅行では、バルセロナやマドリードを出発点として、旅先にアンダルシアなどの南部を組み合わせる方が多いでしょう。
しかし、大自然が好き、美味しい食事とお酒を楽しみたいグルメさんなら、ぜひ北スペインを目指してください。
スペイン人さえも羨む「通なスペイン」を堪能できます。
緑豊かで、食事が美味しくグルメで知られている北スペインは、南部に比べて外国人観光客が少なく、国境から近いフランス人やスペイン人の観光客が多いです。
旅先の魅力に対して、知名度が低いため、秘境の魅力がたっぷりです。
私も、今年の5月に、初めてアストゥリアスへ旅行しましたが、本当に充実の旅となりました。
日本人観光客はまだ少なく、観光客の多くはスペイン人と、国境を接しているフランス人です。
バルセロナやマドリード、アンダルシアなどの国際的な観光地とは違う、情緒ある旅の雰囲気を楽しむことができます。
緑豊かな景色はもちろん、食事もお酒も、郷土食が強く、私の一押しスペイン旅先です!
詳しくは、「アストゥリアス2泊3日の旅」にて、モデルプランを加えながら、アストゥリアスの魅力を解説しています。
1日目: 街探索と街グルメ
2日目: キリスト教聖地訪問。牧歌的
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