第一子出産後、4回連続の初期流産。原因不明の不育症ですが、現在、二人目を妊娠中のブログ管理人ララです。
ここでは、出産方法の選択、出産病院を選ぶ際に気をつけたい・確認しておきたい設備や対応の助けとなるような裁判ケースを集めてみました。
いづれのケースも、母体や赤ちゃんが死亡したり、障害が残ったりと好ましくない状況に対する裁判です。これらの事例ん出てくる病院の対応等を反面教師としてもらえたらと思います。
リンク集になるので、裁判ケースの詳細はリンク先をご確認ください。
スポンサーリンク
VBAC(帝王切開後の膣経分娩)に関する裁判ケース
子宮破裂後の分娩で重症新生児仮死に陥った新生児が約7ヶ月半後に死亡。帝王切開後の経膣分娩を試みた医師に継続監視を怠り子宮破裂の徴候を見落とした過失があるとした地裁判決。
帝王切開に関する裁判ケース
帝王切開手術を受けた後に死亡した妊婦(当時24歳)の遺族が、病院を運営する「JA静岡厚生連」と手術をした医師3人に損害賠償を請求した訴訟の控訴審判決。死因との因果関係を認めなかった一審を取り消し、病院側に約7490万円の支払いを命じた。
妊婦が帝王切開の手術後に死亡したのは医師の注意義務違反が原因だとして、遺族が産婦人科クリニックを運営する医療法人社団順桜会側に計約1億6千万円の損害賠償を求めた訴訟。「医師が注意義務を尽くしていれば救命し得た」として法人側に約1億2千万円の支払いを命じた。
帝王切開の際、医師が手術用の縫合針を妊婦の子宮内に残置。大学病院側の責任を認める判決
帝王切開手術で男児を出産した女性(当時35)が、容体が急変して死亡したのは、医療ミスが原因だとして、遺族らが計約1億6千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、宮崎地裁は12日、病院側に約1億3千万円の支払いを命じた。
出産後の乳児への後遺症に関する裁判ケース
生まれたばかりの乳児が脳性まひになったのは、医師らの過失だったとして、両親らが高知赤十字病院(高知市)を運営する日本赤十字社に介護費用など約2億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が9日、高知地裁であった。石丸将利裁判長は「帝王切開などに着手していれば、障害を負わなかったと推認できる」とし、約1億8千万円の支払いを命じた。
無痛分娩に関する裁判ケース
麻酔で痛みを和らげる「無痛分娩(ぶんべん)」で出産しようとした際に適切な処置をせず、生まれてきた長女が深刻な脳障害を負った(その後死亡)として、京都府内の夫婦が同府京田辺市の医院「ふるき産婦人科」(平成29年に休院)と医師に約1億円の損害賠償を求めた訴訟。
大阪府和泉市の産婦人科医院で2017年、麻酔で痛みを和らげる「無痛分娩」で出産した妊婦(当時31)が死亡した事故。帝王切開で生まれた子供は無事だった。
鉗子分娩に関する裁判ケース
胎児が出生後2日目に死亡。児頭の位置等を確認することなく吸引・鉗子分娩及びクリステレル胎児圧出法を実施した医師に過失を認めた地裁判決。
私が訴訟事例を調べ始めた理由
第一子が緊急帝王切開で出産したこともあり、第二子は予定帝王切開かと思っていましたが、出産予定地であるスペインの医師からは、膣経分娩(一度、帝王切開歴がある場合はVBACと呼びます)を勧められました。
ただ、日本の医師からは子宮の膜に薄い箇所があるので、二人目分娩は予定帝王切開を勧められていたので、自然分娩となるVBACを勧められて、戸惑いました。
正直、第一子で緊急帝王切開となった後、下から産めなかったことへのトラウマがあった時期もあったので、自然分娩で産んでみたい気持ちもあります。
VBACと予定帝王切開のどちらにもメリットとデメリットがあります。自分なりに調べ、検討した結果、子宮破裂リスクが約2倍高くなるVBACではなく、母子の安全を第一に考え、結局は予定帝王切開を選択しました。(これから、出産予定です)
VBACと予定帝王切開のメリットとデメリットは、こちらの記事でまとめています。
自分で調べた際に、分娩中の事故による裁判ケースを見つけることがありました。VBACを行った妊婦で、子宮破裂を起こした際に、病院側の不適切な対応などが焦点になっている裁判ケースなどもあり、この事例を知ったことは、予定帝王切開に決めた理由の1つでもあります。
お産は、十人十色で、出産中の事故や予想外の出来事は、誰にでもあり得ること。その際、病院および医師が、どのような考えや体制をとるのか、出産前に必ず確認しておきたい項目です。
スポンサーリンク
コメント