母子手帳を受け取る時、いよいよ出産、母になる気持ちが高まりますよね。
私は日本で第一子を出産。母子手帳ほか、諸々の出産キットを受け取った時の嬉しい気持ちを覚えています。
病院での検診の度に記入されていく、お腹の赤ちゃんの成長記録も嬉しいものです。
ただ、流産を繰り返している私にとっては、そもそも母子手帳を受け取るまで、妊娠が継続できない。
母子手帳を受け取った後でも、流産してしまったので、母子手帳通りに妊娠のコマを進めて行くことができませんでした。
3度目の正直、スペインで3回目の母子手帳を発行してもらいました。
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後日記
4回目の流産の後、1年以上、タイミング法で妊活していましたが撃沈。流産から約1年半後に、日本で体外受精を行い、現在、第一子出産以来、5回目の妊娠中です。その妊娠記録は、こちらにまとめています。
母子手帳って、いつ受け取れるの?
日本の場合は、妊娠8週頃、赤ちゃんの心拍が確認できると、医師より「母子手帳を取りに行ってください」のGOサインがでます。
私の最初の流産は日本に住んでいた時でした。8週になっても心拍を確認することができず、もう1週待っても、やはり心拍を確認できないだけではなく、大きさも変わらないことから流産が決定しました。
結局、母子手帳を受け取ることはありませんでした。
スペインの場合
妊娠検査薬で妊娠を確認した後、まずは、管轄の公立保健所にて助産婦との検診を予約します。その助産婦との検診時に、初めて母子手帳が発行されます。
私の2回目と3回目の流産はスペインでした。2回目と3回目ともに、心拍確認前に母子手帳を受け取りました。
日本と発行されるタイミングが異なるので、早い時期から受け取ることが可能です。
この母子手帳が発行される助産婦との検診では、スペインの公立保険制度に基づき、妊娠に関わる様々な検査や検診の日程が調整されます。
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空白の母子手帳が、流産・心の傷
私は、前回の流産でも母子手帳を受け取っているのですが、妊娠のコマを進めることができないまま、ほぼ空白の母子手帳が残っています。
この残ってしまった母子手帳が、流産を思い出させるので、今回の妊娠での母子手帳入試に心が踊ることはありません。
実際の様々な検診が始まるのは8週頃からなので、まだ入手する必要はなかったのですが、私は「【4W1D】 妊娠確定。スペインでの不育症治療開始!」の通り、妊娠が確定してから、バイアスピリンとヘパリン注射の不育症治療を始めました。
処方箋を出してもらう為に、助産婦との検診、そして母子手帳を受け取り、スペインの妊娠システムを開始しました!
ヘパリン注射を継続させる為
私はプライベートの保険に加入しているので、公立病院ではなく、私立クリニックで妊活、現在の妊娠経過を見てもらっています。私立クリニックは公立に比べて、検診までの日程を待たされることがなく快適なのですが、私立の場合は薬は100%実費になってしまいます。
公立病院を通じて処方箋を入手した場合は、2、3割ぐらいの負担のみで済みます。
不育症治療のヘパリン注射がバカ高い!
10回分で55ユーロ!
公立病院の処方箋なしでは、ヘパリン注射を続けることができません。
初めてヘパリンを購入した時は、あの時間がかかる公立医療システムをスキップしたので、実費です。次回の購入からは、公立医療システムを通じると5ユーロほどで購入できるようです。
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次の検診は、1週間後
次回のステップは、私立クリニックに、妊娠確定以来、1週間ぶりに診察に向かいます。今後の治療と検診頻度などを相談予定です。
4W1D以来の診察で、5W1Dでの診察予定です。前回は、小さな袋しか見えなかったけれど、今回はもう少し何か見えるかな?
「妊娠〜4回目流産」経過 ブログ記事一覧
【4W4D】スペイン母子手帳を入手! ←今ここ
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