CSSを変更したのにデザインが変わらない時の対処方法を説明します。
WordPressで、デザインをカスタマイズ。しかし、正しく作業したはずなのに、画面をリフレッシュしても、デザイン変更が反映されないことがありませんか?
もしくは、誰かが訂正を加えてアップロードしたサイト確認を依頼された時、その訂正箇所が確認できないことはありませんか?
それらの多くは、「キャッシュ」が原因です。ここでは「キャッシュ」の仕組みと、キャッシュクリア(スーパーリロード)する方法を説明します。
キャッシュとは
再訪問したサイトの画像や文章などのファイルデータを、一時的にパソコンに保存(キャッシュ)し、二度目の訪問以降は表示速度を高速化する技術です。
さらに分かりやすく説明すると、検索結果を瞬時に表示させるための技術です。サイト表示に時間がかからないことは、ユーザーの閲覧ストレスを低くし、ユーザビリティを向上させます。
サイト表示に時間がかかる場合、サイト訪問者が途中でサイトを移動する・閉じるなどの直帰率が高くなってしまいます。
キャッシュクリア(スーパーリロード)方法
早速キャッシュクリア(スーパーリロード)方法を説明します。
Windows 「Ctrl + F5」
Mac 「command + shift + R」
画面がリフレッシュされ、変更が反映されていますか?
それでも変更が反映されていない場合
それでも、変更が反映されていない場合は、変更作業過程での問題があります。下記のような理由が考えられ、別の解決策が必要となります。
- データを保存していない
- データがアップロードされていない
- 間違った場所にアップロードしている
- 親テーマのCSSに打ち消されている
相手に更新が表示されていない可能性あり
キャッシュにより、サクサクと閲覧できるのは、ユーザビリティの観点から良いのですが、問題点もあります。
あなたが加えた変更点が、2度目以降の訪問をするユーザーに見えていない可能性があります。それは、ユーザーのブラウザに、前回訪問の時のキャッシュが残っているからです。
上記の作業キャッシュクリアはは、あくまでもあなたのパソコンのキャッシュ削除であり、他のパソコンのキャッシュを削除することはできません。
古いキャッシュは、いつ消える?
キャッシュが消えるタイミングは、ブラウザ設定や、インターネット利用頻度によって異なります。なので、一概に、いつキャッシュが消えるかは断定できません。一定期間で消える場合、一定容量を超えると古いデータから消えていく場合な度、様々な設定があります。
頻繁にサイト訪問をしているユーザーには、しばらくはキャッシュが残り、あなたの変更が反映されていない可能性が高いのですが、初めての訪問者、久しぶりの訪問者には更新データが表示されます。
まとめ
キャッシュのメッリットは、ユーザーにストレス少なく高速表示できることです。デメリットは、更新がすぐに反映されないことです。
キャッシュさせない設定もできるのですが、画像などを多く用いているサイトでは、やはりユーザビリティの点から、キャッシュをお勧めします。