「ユーロビジョン2018結果」と「 結果に関係なくチェックすべき曲」

ユーロビジョン20182018年5月12日「ユーロビジョン・ソング・コンテスト2018」がポルトガルのリスボンで開催されました。

私は、スペインにて、最初から最後までライブ中継TVでユーロビジョンを見ていました。実は、初のユーロビジョン鑑賞なのですが「面白い!!」ヨーロッパ中が熱狂する理由がわかりました。

今年の優勝国はイスラエルです。私は一般投票には参加していませんが、イスラエルは、私が応援していた国(音楽)の1つです。

しかし、私が応援していた国の中には、最終的に順位が低く終わってしまった国があります。しかし、優勝国や上位入賞国に関係なく、おすすめしたい曲(国)を紹介します。

まずは代表審査員の結果と、一般等票による最終結果を紹介した後、具体的なユーロビジョン2018外せない曲の紹介に続きます。

ユーロビジョン2018結果

まずは、気になる「ユーロビジョン2018」結果から 紹介します。

「ユーロビジョン」では、参加国ごとの代表審査員による投票の後、一般視聴者からの電話投票によるスコアの合計で最終順位化されます。

代表審査員の投票による最終スコア

各国の代表審査員は、10つの国へ投票します。最高評価の曲(国)は12点、2番目に評価が高い国には10点。それ以降の8カ国には、1点から8点まで、評価が高い曲順に高得点が加算されます。自国には、投票できません。

今回参加した26カ国の代表審査員の投票後の順位とスコアです。各国の代表審査員とは中継でつながり、審査員が「12 points goes to “国の名前”」はユーロヴィジョンの風物詩ともなっています。

ユーロビジョン2018結果

一般投票による最終スコア

近年では、一般視聴者によって、電話投票とSMSによる投票が行われています。こちらも、代表審査員と同様に、自国に投票はできません。

ここで「大どんでん返し」があるので、審査員投票だけでは安心できません。

最終的には、審査員投票で3位だったイスラエルが優勝。私が応援していたスエーデンは、この一般投票では、第2位からぐっと順位を落として7位となってしまいます。

 ユーロヴィジョン2018結果

 

絶対に外せない3曲

一般投票に参加していませんが、私が参加するなら、投票したい国は3つ。「スエーデン」「イスラエル」「ドイツ」です。

まずは、その3つの国を、見所と魅力と共に紹介します。

タイトル国名の隣「ジャッジ」は、代表審査員による投票後の順位(一般投票前)を表します。「最終」は一般投票を終えた後の最終順位です。

スエーデン(ジャッジ2位、最終7位)

私は優勝国のイスラエルも応援していましたが、一番、優勝して欲しかったのはスエーデンです。

この曲の魅力は、なんと言っても、このユーロビジョン2018のライブパフォーマンスでの背後スクリーンのVJ、照明効果がめちゃくちゃカッコイイ!!!

レトロ、シンセウェーブ、Daft Punk、映画「トロン・レガシー」を思わせる光の演出が最高!!!

そして、歌っている表情にも注目!歌い手であるベンジャミンの表情も80年代ぽくレトロな表情で、良い感じなんですよ。安っぽいニヤリ笑いが、レトロ感を増していて、にくい演出です。

この曲のオフィシャルビデオを見ましたが、ユーロビジョンでのライブとは違う演出。このビデオでは、私の気持ちは、そこまで盛り上がりません。

この曲は、ユーロビジョンで見せた演出とパフォーマンスがあってこそ、魅力を放ちます。ぜひ、この最高にクールな照明と彼のパフォーマンスをご鑑賞くださいませ!

イスラエル(ジャッジ3位、最終1位)

セクシーな衣装に包む女性シンガーが多い中、おデブちゃんの彼女の存在感は、ライブパフォーマンス前から強烈でした。お笑いの「渡辺直美」級の存在感

美人じゃないし、スタイルはどちらかと言うと悪い。でも、それを気にしない、跳ね返すような可愛さとセクシーさ、そして「自分軸」があるんです。

そして、披露した曲は、とてもユニークでオリジナル。そして、ノリノリな曲!この曲、今年のヨーロッパで流行りそうです。

パフォーマンス力も素晴らしく、彼女の顔の動きに注目!歌舞伎役者並の顔面パーツ移動力を持ち合わせています。

そして、「フェミニスト」が音楽界にもやってきたー!!!みたいな。最近、映画界も「Star Wars」「マッド・マックス」のように強い女性が主人公のフェミニストブームですよね。

今回、優勝するほどに支持された理由は「フェミニスト」にあると思います。曲の歌詞も「I am not your toy (私はあなたの、お人形なんかじゃないわ)」まさにフェミニスト。そして、彼女が歌うとより説得感がありますよね。

第2位となったキプロス代表は、若くてスタイル抜群、セクシーが売りの「シャキーラ」タイプ。最後に優勝を競った2人は、見た目からして相反する関係のようにも見えます。

最終的にはユーロビジョンで、「理想のバービー像」よりも「現実の女性・フェミニストパワー」が勝利したのでした。この勝利に、バービーになれない私は、喜びを共にしたのでした。

 

参考 イスラエル代表のNettaの経歴、注目すべき歌詞について「ユーロヴィジョン2018優勝、イスラエル代表「Netta(ネタ)」経歴は?」で詳しく説明しています。

ドイツ(ジャッジ4位、最終4位)

前述のスエーデンとイスラエルは、パフォーマンスやライブ力に見応えがありましたが、ドイツは心に入り込みます。

James Bluntの「You are beautiful」と同じレベルです。「You are beautiful」に感動したことがある方は、同じセンセーションを味わえます。

パフォーマンスは地味、ほぼ定位置で歌い上げます。背後の映像もシンプルです。派手さや、珍しさはないのですが、どこかノスタルジーを感じさせ、そのシンプルさが曲とマッチ。良い空間演出をしています。

ドイツの魅力は、演出やライブではなく「歌詞」です。何か、こう心に入っていく、ちょっと切なく、ノスタルジック、そして出会いの奇跡に対して神秘的な気持ちにさえしてくれます。

そして、シンプルだけど素敵な歌詞を歌い上げる、歌い手のマイケルの声と雰囲気が、とても良い歌に仕上げています。

背後の演出は派手ではなけれど、彼の雰囲気こそが最大の演出です。本当に、少し、涙ぐみたくなるような、心がキュッとなるような歌詞です。

歌のサビは、以下の通りです。

 

I was born from one love of two hearts
We were three kids and a loving mum
You made this place a home
A shelter from the storm
 

歌詞を文字で追っただけでは、心を打たないかもしれないのですが、彼が歌い上げると、本当に心を打ちます。体の中から震えさせてくれます。ビデオ必見で、ドイツ代表の「You Let me walk alone」を心で感じてください。

サイト管理人ララ
思わず、口づさみたくなる曲
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ポップでエンターテイメント性溢れる2曲

上記の「外せない3曲」は、いづれも、代表審査員による投票時から、オッズ高い有望性がありました。

ここでは、優勝争いからは、最初から外れているものの、代表審査員によっては、最高得点を与えるなど、高評価を得たポップでエンターテイメント性溢れる曲を紹介します。

チェコ共和国(ジャッジ15位、最終6位)

レトロで可愛い男の子ルックで登場のミコラス!

彼はユーロヴィジョンでのライブだけではなく、レトロな大学生風ルックが、彼のアイコンのようです。

80年代ぽいサウンドと、彼のバックダンサーもMCハマーを思わせるレトロぶり。

曲もパフォーマンス全体がポップで、思わず、彼と同じくお尻を効かせたダンスを始めたくなるような曲です。ミコラスのキュートな魅力にハマる一曲。

モルドバ(ジャッジ10位、最終10位)

「モルドバって、どこ??」という方も多いのでは。

私もその1人で、調べましたら、ブルガリアの右側にある、小さな国でした。旧ソ連の構成国で、大自然が美しいそうです。

ユーロヴィジョンの代表として参加する国の曲に、ある程度の音楽タイプがあります。ボーイズバンド風、グランジバンド風、R&Bなどセクシーに、かっこ良くみたいなのが多い中、ブロードウェイのようなパフォーマンスが、ユーロビジョンのライブ全体の中でも印象に残る曲となりました。

この曲がパフォーマンスなしで聴いた時に良いかと言うと、そうとも言えません。しかし、このパフォーマンスと一緒に見ると、エンターテイメント性たっぷりのショーになります。

歌唱力で魅せる2曲

パフォーマンス力が物を言うユーロビジョンですが、声楽レベルの、ずば抜けた歌唱力で魅せた曲を紹介します。

エストニア(ジャッジ6位、最終8位)

オペラ級の歌唱力で魅せたエストニア代表。複数の代表審査員から最高点を与えられました。

透き通った美声だけではなく、「地球の神秘」を感じさせるようなドラマティックな曲です。

そして、衣装にも注目!紅白歌合戦の衣装対決「小林幸子」を思い出したのは、私だけではないはず。曲に負けず、美しく壮大な衣装です。

歌声も衣装も、ゴージャスなエストニア代表です。

リトアニア(ジャッジ11位、最終12位)

前述のエストニアは、歌唱力も衣装もゴージャスでしたが、それと相対的なのがリトアニアです。個人的には、順位でエストニアに負けているリトアニアの方が好きです。

ものすごくシンプルな舞台です。おそらく、今回のユーロビジョンの中で、一番シンプルだったのではないでしょうか?同じく衣装も、シンプルです。

そして衣装と演出と同じく、曲も、とてもシンプルです。おそらく、ピアノとシンプルなギターだけ。シンプルな曲だけに、彼女の声質の魅力がなければ、完全に死んでしまう曲です。

どこかハスキーな、彼女のユニークな声質は、シンプルでつまらなくなりそうな曲を、美しくセンチメンタルに仕上げています。

ディズニーの挿入歌に使われても驚かない、透明感ある美しい曲

そして、最後のシーンに男性と手を取り合うシーンがあるのですが、おそらく、本当のパートナー(すでに結婚している雰囲気)だと思います。本当に愛し合っているようなオーラがすごく出ていて、そこに美しさを感じました。

優れた作曲構成で魅せる曲

オーストリア(ジャッジ1位、最終3位)

まず、言及したいのが、全体的にとても良く構成された曲で、曲に広がりがあり、盛り上がりもうまく、作曲力優れた曲です。

そして歌い上げるシーザーの声が、とても良くマッチしています。最初の冒頭始まりから、一気に心を引きつけて、最後まで離しません

ながら作業をしていて、この曲がかかった瞬間、思わず動作を止めて、音楽に聴き入ってしまうような魅力を持つ曲です。

パフォーマンスはシンプルですが、曲の盛り上がりが、派手なパフォーマンスを不要とします。

多くの審査員が、最高得点を与えていました。それが、今回の審査員投票結果が第1位となった結果でしょう。

まとめ

今年、初めてユーロビジョンを生中継TVで見たのですが、これでヨーロッパ人との会話に入れるようになりました。

サイト管理人ララ
めっちゃ、面白かった 

ユーロビジョンが会話に上がることはあったのですが、なんとなくシステムはわかっていても、その魅力がわからなかったのです。

エンターテイメント性、そして国ごとにスコア化することで、オリンピックのような愛国心や、政治的な地理的な理由で、他国への親近感などを感じるようになります。

例えば、スペインに住む私としては、東ヨーロッパ諸国よりは、西ヨーロッパに親近感、特にご近所であるポルトガルやイタリアに親近感を感じるのでした。

東ヨーロッパ諸国は、お互いに投票をする傾向もあります。東ヨーロッパ諸国の審査員が選ぶ10の国には、東欧諸国が多いような、、、。

そういう歴史的背景や地理的背景による親近感が、結構、代表審査員の結果にも、なんとなく出ていたりするのを見るのが、ユーロヴィジョンの魅力でもあります。

今から、次のユーロビジョンが楽しみになってきました。来年の、ユーロビジョンは、優勝国のイスラエルでの開催となります。

サイト管理人ララ
来年のユーロビジョン解説者として、原稿依頼お待ちしております♥コンタクトはTwitterでお待ちしています。@Lala_Kunkun 

 

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